Your focus determines your reality.

思ったことや新たに知ったことのメモとして。元々は留学中に考えていたことを記したブログでした。

グループワークの中での分裂

木曜日のQuantitative Analysisのクラス内グループワークでは、結論は出せたものの議論は分裂してしまった。つまり、5人グループなのに2人と3人に別れて議論が進んでしまったのだ。これではグループであることの意味を活かしきれていないため、今後繰り返さないためにもこの原因と対策についてまとめておきたいと思う。

 

どうしてこうなった

原因としては、ディスカッションの初期段階でお互いの意見をしっかり評価しなかったことが挙げられると思う。

最初はグループ5人全員で議論を始めたが、問題に対してどこから手をつけるかという走り出しが定まらず、なんとなく個人ワークをする時間がしばらく続いてしまった。こうすべきではという案はいくつか出ていたのだが、それに他のメンバーがはっきりと良いか悪いかを答えなかったために、空気が停滞してしまっていた

それぞれが自分の意見を自信なさげに言うだけになってしまい、相手の意見の何に納得が行かないかをはっきり言っていなかった。そのうちに、3対2でボソボソと話しながら手探りで問題を解き始め、たまたま答えが出たと言う状態に近かったと思う。

 

不和を恐れず反対意見を出す

誰かが意見を出した際にはそれを採用するかしないかをはっきり評価していかないと、グループ全体としてどう進めていくかが絞り込めない。相手の意見を否定することは難しいことだがグループのアウトプットのためには必要なことなので、不和を恐れず否定すべき意見は否定していきたい

これは仕事の中でも良くあることで、特に職位が異なるメンバーでディスカッションをしているときには「何となく違う気がするけど自分が知らないだけかな」など考えて、思考停止したまま他のメンバーの意見に乗ってしまうことが頻繁に起きていると思っている(自分だけではなく)。

 

こうした中で上手く疑問や違和感を提言できることこそグループワークの上手さなのかもしれない。そして、それを支えるのはディスカッション以外の場面も含めた人間力、関係構築力なのだろう。

今回のスタディグループは、少なくともあと1ヶ月あるこのクォーターの間ずっと議論を続けていくので、まずはこの練習の場を活かして、今回のような停滞しがちな議論を動かしていく力を向上させたい。