Your focus determines your reality.

思ったことや新たに知ったことのメモとして。元々は留学中に考えていたことを記したブログでした。

冬学期 各授業のプロジェクト

今学期も各授業のグループが固まってきている。2週目まで終えた各授業の所感とともに記載しておきたい。

 

Consumer Behavior

アメリカ2、インド1、インドネシア1、日本1。

個々の能力も高く、議論のスピードが早い。

ただ、このインド人学生Kはこれまでにも何度か一緒にグループワークをやっているが、自分と合わないと感じるチームメンバーに対する拒否感がとても強く、今回もすでにアメリカ人学生Tに対して意見が合わないと感じるや「次回から彼のことは無視して進めよう」と言い出している。

ここをうまく取り持ちつつチームメンバーどうしのシナジーをいかに生み出せるかがキーになるだろう。

 

授業は先週も記載している通り、顧客の行動に与える要素を一つずつ取り上げ、ケースも交えて紹介していくというもの。レクチャー形式とは言え少人数のクラスで発言も活発であり、何より授業の内容が面白い。後半では行動経済学的な内容も取り扱いそうで、月曜の朝一ながら今のところ今期一番期待している授業。

 

Customer Analytics

グループ課題は学期後半からのため、未だグループなし。

授業の内容としては、Rを使った統計分析ソフトRadianの開発者であるVincent Nijs教授自ら統計分析を教えるというもので、分析のためのメソッドと分析の具体的な作業をケースに沿って具体的に教えてくれる。

昨年のコアクラスであったQuantitative Analysisの進化版といった印象。実務の中でRadiantをそのまま使うとは思っていないが、有効な定量分析を考え込むことなくできるようになりたいため履修している。

大量の課題でキツくて有名な授業だが、その分得るものは多いと期待。

 

Lab to Market

アメリカ2、中国2、ナイジェリア1、日本1。

これまでに組んだグループで最も個々の能力が高いと感じるグループ。とにかくみんな地頭がよく、議論の筋道がブレない。

 

プロジェクトとしては、ナイジェリア人のphD学生Augustineが研究している新生児向け血液検査技術の事業化に取り組む。これまで3~5日かかっていた新生児の疾病罹患を検知する血液検査が、AIにより数時間でできるようになり、必要な抗生剤の投与が必要なタイミングでできるようになるという技術であり、恐らく学期の前半はほぼマーケットリサーチに費やすことになるだろう。

まずはコア技術を理解し、ニーズがあるか、どのようなビジネスモデルで市場に入れそうかを検討していく。

 

Technology and Innovation Strategy

アメリカ1、中国1、日本1。

3人と少人数グループではあるが、自分で組みたいと思ったメンバーを誘ったグループだけあって期待通りのパフォーマンス。この授業もかなり大量の課題に追われる授業だが、グループ内は良い雰囲気を保ち、積極的にワークに取り組んでいる。

授業の内容は、各回最先端の技術をトピックとして取り上げながら、技術を用いたイノベーションの成功事例や失敗事例を通し、これらの技術がどのようにイノベーションを起こしていくかを議論するというもの。

学生の自主性を強く求める教授により、議論は活発であり、準備にもパワーが必要。